国民年金とタックス・ヘイブン。これらをぼくは、国民年金は“奪われるもの”として、
タックス・ヘイブンは税金回避=“守るもの”として考えている。
国民年金については20歳になった時、この制度はいずれ破綻すると聞いたので、
当初ぼくは払わないつもりでいた。
それが父親から「払っておきなさい」と言われて結局払うことになった。
以降18年間。払い続けている。
国民年金基金よりたまに届く“ねんきんネット”の案内が気になりだしたのは
3〜4年前からだった。ねんきんネットの手続きをしないことで、
国民年金基金側に年金について、関心がない、と思われるのが怖いと感じたのだ。
関心がない、気にしちゃいない、と思われて、「どうせ気にしちゃいないから」
と、簡単に制度を変えられて、毎月の支払い(64歳までの)額を増額されたり、
65歳からの支給額を減らされたり、支給年齢を上げられたりしたらたまらないな、
そう思って“ねんきんネット”にアクセスした。
いざアクセスしてみると、これが見づらい。
そして、内容が薄い。(・・支払う立場からこのサイトを見た場合・・)
内容の薄さに関して言えば、これは今ぼくが使っている携帯会社のサイトに
及ばない。例えば携帯会社のサイトの場合なら、今月の支払い予定金額から、
来月の支払い金額予定、また過去に支払った金額にも(半年以内で)遡って
確認できる。
これが、ねんきんネット場合は、未払い分・払い済み分・いずれ受け取る金額
と、ほぼこの3点が確認できるのみだ。
これなら、きっちり払っている人にとって、ほぼ無意味で、
支払っている人は、「65歳以降、6万5千円(月々)支給される」
だけ知れればこんなサイト、いらない。
これが、国民年金が段階的なものならば、?歳まで支払えば65歳になったら
月いくらとか、懐具合の問題で2年間払えていないからいくらとか、
10年間だけ支払ってやめたからいくらとか、まだしもサイトの意味があるけれど。
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ところで、前のブログでタックス・ヘイブンに流れている税金?(違法として)
が回収できたらこんな無茶な国民年金の制度は廃止できるんじゃないか、
と書いた。(この租税回避のニュースを知る前は、ぼくは貧しい高齢者にだけ
年金を支払えばいいと考えていた)
日本の企業などがタックス・ヘイブンにつぎ込んでいる額は55兆円だとか。
これらをもしも流用できるなら、少しはゆとりが生まれると思うのだが。
※ちなみに年間にして16兆円ほどが流れているそうだ。
前回のブログから間が空いてしまって、すっかりこのニュースが
なくなってしまった、などと思っていたら連休明けの10日にも
パナマ文書の邦人名が、実名公表されるらしい。
・・また、次回に持ち越します。
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