2017年1月23日月曜日

2017/01/20 秘密基地 その2




写真は銚子へ旅行した時に途中で出会った風景。
こんな風景は無性に懐かしい気持ちにさせられる。
ここは前回アップした写真と同様、千葉県の香取市に近いところなのだけれど、
正確にはわからない。
これがiPhoneならば写真から撮った場所を調べられる。
だから位置情報機能はとても助かる・・使い方によっては怖い機能ではあるのだが。

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秘密基地(その2)

調べてみたらぼくが秘密基地に憧れるきっかけになったヒーロー物のドラマは
「摩天楼」ではなくて「おもいっきり探偵団 覇悪怒組」というものだった。
この中に出てくる怪人が摩天楼ならぬ「魔天郎」とのこと。
しかしどうも、「覇悪怒組」ハート組?ってのが、、恥ずかしいよ。
1987年に放送とのことだから、ぼくは10才、4年生か、、やばい、、恥ずかしい。

ともかくぼくはこのドラマを熱心に見た。
(内容はほとんど覚えていないのだけれど、潜水艦のような地下基地は魅力的だった)
幼馴染との秘密基地作りが始まった。
ドラマのイメージが強くて、地下基地に憧れていたからスコップで穴を掘る。
一生懸命に掘るのだけれど、当時のぼくらはまだ体が小さくて非力で、
一向に穴は深くならず、更には時々大きな石にぶつかり、その度に作業が遅れてしまう。
せめて自分たち3人が座れて、後はちゃぶ台が置けるくらいの地下空間を作りたかったの
だけれど、その程度を掘るのすら一苦労で、下校してからの基地作り(穴掘り作業)
に数日が費やされた。

それが驚いたことに、その日ぼくらが集まってみると、穴は格段に深くなっていた。
たったの1日でだ。
ぼくら3人は唖然とした。穴が広く深くなっているのも驚いたけれど、
その穴を掘り広げたのが当時70才越えの、ぼくのヨボヨボの祖父だったのだ。
「負けた」と思った。

そして祖父は「いい穴があったから使わせてもらう」と言い、
秘密基地になる予定だったその「穴」に落ち葉や枝などを集めると
焚き火を始めてしまったのだった。

ぼくはとても落ち込んだのだけれど、幼馴染の一人は切り替えが早くて、
「新しい基地を作ろう。まずは場所を探そう」
と、提案した。

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ここでぼくら3人の(ぼく目線での)性格紹介をします。

ぼく
1977年生まれ 
性格:浮き沈みが激しく、一人っ子に思われがち。実際は3人兄弟の長男。
   考えていることに行動がともなわず、イライラしやすい。おしゃべり。
   
A君 
1977年生まれ
性格:皮肉屋。理系。冷静。やはり3人兄弟の長男。
   基本的に人の考えに振り回されず、自分の考えで行動する。

B君
1977年生まれ
性格:争いを好まず、ぼくら3人の間でも一歩引いていた。
   冷静で慎重。口数は少なく芯が強い。

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地下基地になる予定の「穴」を祖父に奪われてしまい、ぼくたちは新たな土地を
探し求めた。と言えば格好良いのだが、A君にアテがありぼくらは自転車でその
雑木林へ向かった。(自転車は最高の移動手段だ)

その林は、こんな良い場所になぜ他に秘密基地が無いのか不思議に思うほど、
素敵な場所だった。

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続きはまたにします。

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2017年1月ももう後半。
今年も何とか無事に生き延びれますように!!

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