2016年3月4日金曜日

2016/01/23 フォトコンテストの顛末:その2


写真は前回のブログで書いた、辞退したフォトコンテストに応募した3作品の中の2つ目。
やはりフィルムを使い、多重露光で撮っている。
当時25〜26歳だったと思う。
・・ぼくが完全にデジタル・カメラへ移行したのは30歳の時だった・・。
この写真はフィルムをスキャナーで読み込みデジタル化してPCで使えるようにしたもの。
改めて見てみて、、フィルムはフィルムの良さがあるのかなって思う。

3点組の写真で当初応募した某メーカーの主催するフォトコンテストを・・
通過はしたのだけれど、辞退してから、このシリーズで写真展をすべく、
別のコンテストに応募したところ今度は落選。
それで、新たに別のコンテストに応募した。そうしたら、
ここの返事が「落選だけれど、よければ一度お話ししましょう」
そんな感じのものだった。

ドキドキしながら青山の・・フォトコンテストを主催した・・その会社へ行くと、
当時のぼくと同じくらいの、若くて可愛らしい女性に対応された。
それで、それは、自費出版の誘いだった。
ぼくは、そもそも自費出版てのがどのくらいお金のかかるものなのか知らない。が、
一通りのお話の後に、それが文字でなく、カラーの写真集てこともあり、相当な金額を
提示されたのだった。

自分の撮った写真が本になるってのは魅力的な話だけれど、
金額が金額だった。それで返事を保留したまま1年ほど経ち、
その間にぼくは写真スタジオに入社して、忙殺された日々を送っていた。
そんなある日、電話があって、改めて自費出版のお誘いを受けたのだけれど、
色々と思うところがあって、結局お断りしたのだった。

そんなこんなでこの写真は改めてお蔵入りになり、ぼく自身すっかり忘れていた。

※自費出版を勧められた出版社は、ぼくがお誘いを受けた1年半ほど後に倒産した。

次回は応募した3点組みの作品の内、3作目を載せます。

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