2016/01/07 愛甲石田駅 バブル

暮れに「愛甲石田」駅で下車した。
石田だけに、駅名に「石田」が付いているのが気になる。
この駅、前から知っていたけれど、訪ねる機会がなかった。

ホームでぐるりと回りを見渡す。
空間が広い。要するに田舎である。
ただし、グーグルマップで見ると茅ヶ崎まで20kmとは
離れていないようだから、自動車があれば案外と住みやすいのかも。

改札から出るとそこは2階。
見晴らしが良く、空が広い。

すると、その眺めを遮るように、この街には不釣り合いな

大きな建物が目に入る。

利用したタクシーの運転手に訪ねると、
もともとは結婚式場だったものが、今は複合施設として使用されているとか。
うーむ・・。

結婚式場にしては無骨な建物だと思うのだけれど。

これっていわゆるバブルの遺産なのだろうか。
調べてみると、1992年に完成と出てくる。
さらに検索すると、
バブルの崩壊は1991年以降だとか・・やっぱりか！？

バブルの遺産と言えば以前デートで熱海を旅行した時に、
海が綺麗だなぁ、とドライブしていたら、そこに絵に描いたような
城が現れて驚いたことがあった。

ぼくは、すっかり騙されて？
それを本物の城だと信じ込んでしまい、
雅なものだ、昔の人も良いところに築城したな。と、
関心して、吸い込まれるように車を城に横付けしたのだった。

入城してみると、中はガランとしてて中身のない倉庫のよう。
それでも刀や鎧が飾られたコーナーもあり、
なんだか狐につままれた思いだった。

ぶらぶら見て回っているうちに、ますますワケがわからなくなる。
それで、従業員さんに訊ねてみると、
「城主はいないんです」との答え。
？？？
ぼくはの頭はしばしショートした。

でも要するに、徳川や北条や伊達・・歴史に疎くて殿の名前が出てこない・・
といった将軍由来の城じゃあなくて、
最近の城ってことなんだ、と納得。

もともとはホテルだったらしい。
本当、良いところに建てられた。見事な城なんだけれど。
まだなんとか使われてはいるが、今となってはバブルの遺産だ。

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秘密基地の話もしたいのだけれど、またにします。