写真は新宿。
都庁からの眺め。2006年の7月に撮ったものだ。今から・・10年近く前か・・。
多分、甲州街道だろう、通りに沿ってビルが並んでいるのがわかる。
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計画性のない生き方をしているけれど、やはり何の当てもないまま、
2年ほど働いていた写真スタジオを辞めたのは、8年ほど前のことだ。
その写真スタジオで働くまでは知らなかったのだけれど、
カメラマンを目指す場合、まずはスタジオでアシスタントをして、基礎を覚える。
次には売れっ子カメラマンのアシスタントをする。
そして、いよいよ独立する。
これが、王道。
要するに、スタジオではストロボなど機材の使い方を覚え、
弟子入りした後、師匠からの注文に応えられるよう、地盤を作るわけだ。
そして無事に弟子入りできたならば、師匠からは撮影における技術だけでなく、
仕事を得る方法なども学べるだろう。
撮影技術と営業力。
フリーランスで仕事をしていく上で必要な2大要素だ。
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ぼくは、この王道には乗らなかった。
と、言うよりも、こう言った王道があることを知らずにいた。
そもそもぼくは、高校生の頃には大学へ行けばカメラマン(ただし、ぼくは職業としてのカメラマンではなくて、芸術家としてのカメラマンを夢見ていた)になれると、単純に信じていた。
それが大学では写真をお金にする方法は学べず(ただし、大学生の頃は学校に対する
不満はあったものの、それは漠然としたもので、はっきり具体的に、どこに不満を
感じるのかがわからなかったし、先生方は「芸術では食べて行けない、と言っていた
ような気もするが)それでも、ぼくは芸術で生きて行きたかったので(とても漠然と)大学を卒業後、実家に戻るとほとんど学生生活の続きのような生活を始めたのだった。
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続きは、またにします!
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