2016年3月6日日曜日

2016/01/28 デヴィッド・ボウイ 遺作を見て、聴いて:その1




遺作となってしまったボウイの★から、シングルになっているその曲、
「ブラックスター」のPVをYouTubeで見たのは、まだ訃報を聞く前だった。

一見して、フライング・ロータスのPV「Never Catch Me」が思い出された。
一聴して、前作「the next day」のストレートなロックとは一変して、
難解な、玄人好みのアーティスティックな音で、それはボウイの「OUTSIDE」を
彷彿とさせるものだった。

でもこれが(遺作であるのが大きいのだろうけれど)非常に売れていて、
通販サイトなどでは値段が跳ね上がっている。
難解な音を楽しむ。
その姿勢がとても面白い、と思う。

15年ほど前にカンボジアのアンコール・ワットを旅した時、
移動手段として、バイク・タクシーを利用した。
その時、ぼくは24歳くらいで、バイタクの運転手はまだ20歳前後だった。
運転手の彼に1日いくら払ったのか、もう覚えていないのだけれど、
現地の人にとって、大きな収入であったのは間違いない。

彼とは色々と話をしたけれど、その中でも印象的だったエピソードがある。
それは、旅先の宿で楽しむために携帯していた小さなカセットレコーダーが
カバンに入っているのを見かけた彼から「何の音楽が入っているの?」と尋ねられて、
そのテープを貸したことで生じた。

※続きはまた。近日。

※写真はぼくが「synchronight」として10年以上前に撮っていたものの1つ。
後1〜2点、ここに載せるつもりです。

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