その聞いた話とは、飛行機の上昇で起きる耳の痛みのこと。
これって痛くならない人もいるのだろうか?
ぼくは、、もちろん痛くなる。
始めて飛行機に乗ったときには鼓膜が破れるんじゃないかってくらいに痛くなった。
終いには改善したけれど、つばを飲み込んでも治らなくて、本当につらかった。
この話をしてくれた人は、どうやらぼくなんかよりよほど症状が重くて、
耳抜き(これ、ぼくは最近まで知らなかった。この方法を知った後に飛行機に乗っていないからまた乗ることがあれば試してみよう)をしても効果がなくて、飛行機を降りた後も数日、痛みが残るそうだ。
それで、今日、その話を思い返していたら、なぜかぼく自信の花粉症・・5月も半ばで杉花粉の飛散も収まったけれど・・にまつわる辛い記憶が蘇った。
ぼくの花粉症は中学生のころから酷くなった。1993年頃だろう。
当時はまだ花粉症と言う言葉が今ほど知れ渡っていなかった。
とにかく鼻がつまるのだ。
鼻がつまり、息苦しい。
鼻水が止まらない。
中学生と言えば、格好付けたくて仕方の無い時期だ。
それが花粉症ってヤツのせいで、どんなにクールに決めたくても鼻の中が燃えるように疼くのだ。
鼻水が止まらないのだ。
で、、、、、、クスリに頼る。
何だかの鼻炎用、市販薬だった。
これを飲むと鼻が落ち着く。代わりに強烈に眠くなる。
そしてもの凄〜く、眠れる。
ぼくはこのクスリのおかげでクールとはほど遠く、毎日ボーッと過ごしていた。
だからこの面だけを思い出しても、中学から高校を出るまでの散々だった6年間のうちでも、
春はまた特に散々だった。って、
いや・・違うか、違うな。これって30才くらいまで続いていた。
社会に足を踏み入れてからもこれは続いていた。けれども点鼻薬や何やらを合わせて、
ごまかしごまかし生き抜いてきた。
それが31の春、仕事で登った新潟の山から下山した翌日、
まるで練りケシでもつめられたかのように鼻が詰まったのだ。
それで驚いて近所の耳鼻科にかかったところ処方されたのがアレグラだった。
点鼻薬も一緒に処方されたけれど、これがとてもしっかり効く。
これまでは仮にクスリで多少なり抑えられても、花粉の時期が過ぎるまでは顔全体に
膜がかかったような不快感が付きまとった。
それが、なくなった。
このクスリが効いている間は自分が花粉症であるのを忘れてしまうほどだ。
だがしかし、
今年の春、あるモデルさんと話をしていたら、どのクスリもすぐに効かなくなってしまうから、クスリからクスリへ渡り歩いている、と聞いた。
まったく恐ろしいことだ。
たのむぞアレグラ。
ところで、
学校を出て、オレ、写真家!と言ってみたところですることが見つからず、
今風に言えばニートだった時期、(22〜25くらいまで。おーっ恐ろし、今日も暇だった)
やはり春に酷い症状が出た。
ぼくは何だか何もかも上手くいかないことにイライライライラして、
それに花粉症が合わさってさらにイライライライライライラして、
花粉なんかに殺されるものか!と、(たぶん暇だったから)
口にガムテープを張ってみた。
鼻呼吸が出来ず、口にはガムテープ。
たぶんぼくは顔を真っ赤にしながらゆっくり鼻をふがふがした。
くるしかった。
が、やはり生命の危機を感じたのだろう。体は偉いもので、
わずかに隙間が生まれて、ゆっくりと鼻呼吸が出来るようになった。
ぼくは何回かこの方法で、口にガムテープを張ったまま、寝た。
でも翌朝、テープを外せばまた鼻はつまる。
(こんなことをしても治りません)
まだ書きたいことはあるけれど、長くなりました。
季節の外れた花粉症の話。
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写真はドクターマーチンの8ホール。
このブログ、風景写真が多くなりすぎたので、久々にモノを。
元々の黒い紐から、白にかえて、3年ほど使っている。
定番のブーツで見てくれはまぁ、良いのかも知れないけれど、
どうしても小指が当たるんだよな。
でも、ぼろぼろになるまで使うつもり。
冬場、ティンバーランドと交互に使っている。
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